「川について」原稿集

No.5

河との思い出(埼玉県の川・・・)

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なさんご存知のとおり、埼玉県には海がありません。子供のころTVなどに映るきれいな海を観ては周辺に住む人をうらやましいと思う時期もありました。海が近くにないので子供時分の時は川で遊んだことを覚えています。川といってもきれいな四万十川のような清流があるわけでもなく荒川や利根川の下流域で釣りや泳いだりして遊びました。荒川での思い出は、太郎○衛門橋のなかにもぐりこみ、鳩の卵や雛を観察したり、欄干から水面に向かってダイブもしました。これは怖かった、水面までの高さ10m以上あるのです。今考えるとよく浮いてこられたなと不思議でなりません。利根川では栗○周辺で泳いで横断もしました。当然まっすぐ泳げるはずもなくずいぶん流されてやっとこ対岸へたどりついたと思ったら、近所の人に通報されて警察のかたに怒られたことも今となってはいい思い出です。そんな無茶ばかりをやっていた思い出を自慢したいのではなく、遊びの中で学んだことは結構あったことを思い出しました。たとえば、普段何気なく渡っている大橋の下が空洞だったり(今思えば当然だが)、大きな河川も深そうに見えて岸辺より真ん中付近は水嵩がほとんどなかったりと(時期にもよるでしょうが)、やってみなければわからない事という経験は普段仕事をしてる上でもずいぶんと役にたっていたんだなと思います。

水荘(Fallingwater)
「落水荘」という住宅があるのをご存知でしょうか。世界で一番有名な住宅の1つとして、数えられます。近代建築の3大巨匠の一人フランク・L・ライトによる数ある住宅設計のうちの1つですが、住宅だけで実施・計画数が1000を超える作品の中でこの住宅が一番の傑作であることに異論を唱えるかたは少ないでしょう。この建築家は他にも美術館・学校・事務所・商業施設など設計した建物は数あるのですが、その数の半分以上が住宅であることに、他の建築家とは違う身近さを感じます。詳しいことは多くの先生方や著名な建築家が語っておりますので、私ごときが説明することもないので割愛します。

の落水荘のなにがすごいかというと家の中に川(清流)が流れ、出口で滝となって落ちるという非常にアクロバティックな空間構成で見る人をひきつけます。私も写真でしか拝見してないのですが、建築物の下を川が流れ四季ごとに変化する様子や廻りの風景までもが、家の中に入り込んでくる様子をみると住んでいる人はなんてうらやましいのかと、最近までは思っていました。最近・・・・?頭がすれてきたのか、偏屈になったのか・・。1日中川音が聴こえてちゃんと寝れるのかしらん。この住宅、日本だったら冬は寒そうだなとか、大体滝の真上に建物を建てていいのか(ちなみにアメリカです)地盤調査やったのかしら、自分もこれくらい土地が欲しいなど、現実的な問題ばかり目がいって夢がない!結論。やっぱり住んでみないとわからない!?

By 田島

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