
No.2
ヌートリアって知っています? 昨年より岡山県にある笹ヶ瀬川にて、樋門工事が立て続けに施工され、ちょくちょく現場見学に行っていた時のことなんですが、ある時、ネズミのばけものみたいなものが、悠々と泳いでいるのを発見。気になって30分ぐらい見ていたでしょうか、見ていると案外愛嬌があって可愛いんです。
その後、気になっていろいろ聞いてみたら、川の愛嬌者はヌートリアと判明。 ホームページで調べると『ヌートリアは、南アメリカ大陸のブラジルからアルゼンチンに分布する大型のネズミの仲間。体長は50〜70センチ(尾含む)、体重は5〜15キロ、草食性で主に河川等の水辺に生息する。もともと日本列島に住んでいた動物ではなく、1930年頃から軍服用の毛皮獣として輸入、飼育されるようになり、第二次世界大戦が終わると需要がなくなり、放逐されたりして現在のように西日本を中心とする各地で見られる様になった。岡山県は日本一ヌートリアの多く生息する地域であり、県南部の河川、ため池、水田ではお馴染みの生き物である。夕方の旭川下流域では、川面を懸命に泳ぐヌートリアの姿をしばしば目にすることができる。』との説明があり、岡山県ではお馴染みの生き物なんだとヘンに関心。
岡山県人でない私には、すごくめずらしく興味をそそられ、現場見学に行くたびに樋門の施工現場より先にヌートリアがいないか探すしだい。でもこのヌートリアは地中に穴を掘って巣を作るため、堤防に穴を開けることもしばしばで、害獣として駆除の対象になっているそうです。岡山県で、年間約800頭が捕獲、駆除され、岡山県での捕殺数は、全国の90%以上を占めるそうです。なんだかかわいそうである。
人間によって持ち込まれ、やがて人間の手を離れて野生化し、自然増殖を始めた外来の動物を、帰化動物と呼ぶのですが、このヌートリアも帰化動物です。人間の都合により輸入され、不用となったら、ほっぽりだされて、増殖したら殺され、ホント人間って身勝手な生き物ですよね。
最近ヌートリアを見るたびに、身勝手な人間たちを戒めるために、神様が災害を起こしているのでは思う次第です。
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